今、老化の原因として注目をされているのが「糖化」です。
糖化とは、体のタンパク質と余分な糖が結びついてたんぱく質が変性・ 劣化してしまうことです。
ホットケーキに焦げ目がつくのは、卵などに含まれているたんぱく質が砂糖と結びついて茶色に変色します。
これが体内で起こっている「糖化」という事です。
活性酸素による酸化を「サビ」と表現されるのに対して、この糖化は「コゲ」とも呼ばれています。
この糖化が進むと、AGS(糖化最終生成物)が内臓などに作用して、多くの病気の原因となる事があります。
糖化を引き起こしやすい人の特徴は?
・甘いものが好きな人
・野菜が不足している人
・運動不足の方
・食べるのが好きな人
・炭水化物が好きな人
体にAGEが出来やすいのは食後1時間後です。血糖値があがる食後30分から1時間の血糖値があがる時に糖化が起こっているのです。
血糖値が上がると、「インスリン」を出して血糖値を下げようとします。
このインスリンが作用して脂肪に変えられます。
皮下脂肪や肝臓に内臓脂肪が溜まりやすくなったりと、太りやすい体質になったり、病気の原因になったりという訳です。
まずは、血糖値の上昇を防ぐ事が鍵となります。
GI(グリセミック・インデックス)という言葉は聞いた事がありますか?
血糖値の上昇を数値化したもので、このGIが低い「低GI食品」を選ぶ事が大切です。
糖化を防ぐ低GI食品
・玉ねぎ
・トマト
・りんご
・アーモンド
・玄米
・長ネギ
・ブロッコリー
・もやし
・カツオ
・牛肉
・豚肉
・椎茸
・えりんぎ
・昆布
・味噌
などです。
逆に、血糖値が上昇する食品もみていきましょう。
糖化を促進させる高GI食品
・食パン
・白米
・もち
・うどん
・ジャガイモ
・人参
食品によっては、AGSを多く含む物もあります。
焼いたり揚げたりした食品には、焦げ目がついていますので「糖化反応」を起こしているので注意が必要ですね。
糖化予防におすすめな生活習慣
食事以外でできる生活習慣をご紹介していきます。
・食べる順番に気を付ける
主食のパンやご飯などの炭水化物(高GI食品)を食べる前に、お味噌汁や食物繊維の多いサラダや野菜をゆっくり食べる。
・AGSを下げる効果のある物を食事に取り入れる
緑茶カテキン・ゴボウ茶・よもぎ・ドクダミ茶を食事と一緒に摂取してみてください。
・ストレス発散程度の運動を食後に行う
30分以上のウォーキングやエアロビクスなどの有酸素運動を血糖値が上昇する食後の1時間に行う。
・禁煙
タバコの煙がAGEを増やしますので、禁煙をおすすめします。
副流煙でも約30分でAGEが増加する事もわかっています。
糖化はお肌も老化します
糖化は「体のサビ」でもあり、「お肌のサビ」でもあります。
皮膚のくすみ、しみ、たるみ、しわの原因にもなります。
病気の予防にも、お肌のアンチエイジングにも「糖化」を防ぐ食生活を心掛けてくださいね。
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